【栃木市】ぶらり出流山の旅♪腹ごしらえに美味しいお蕎麦をいただきます。
栃木市出流町にあります出流山の麓には、手打そばのお店がいくつかあります。その中の6店舗で「寒晒しそば」の提供が始まったそうなので、今回は「元祖手打そば いづるや」さんに足を運びます。
そもそも「寒晒し」とは「(1年の中で最も寒さが厳しいといわれる)寒という暦の時期になった時、秋に収穫した蕎麦の実を、凍るような清流に晒してアクを抜き、極寒の戸外で晒して乾燥させる」ことで「出流地区伝統」の製法なのだそうです。(いづるやさんのメニュー表にあります案内から抜粋させていただいています。)
寒晒しそばの注文は「五合盛(2~3人分)」か「一升盛(4~5人分)」の二択で、盆ざるで注文した場合のみ二合から追加することができることを、お店の方が教えてくださいました。事前リサーチを怠り記者1人で訪店してしまったので「かけそば」と、限定の「季節の野菜てんぷら(かぼちゃ 舞茸 稚茸)」を注文します。
いづるやさんのそばは「二八の金つなぎ」と呼ばれる「蕎麦粉八割、小麦粉二割を卵でつないだ」逸品なのですが、麵そのものにうまみとまろやかさがあって大変美味しいです。サクっと揚がった天ぷらをそばの汁に浸していただきますと、じゅわっとうまみが広がって、箸が止まりません。
「満願寺を中心に栄えた歴史を継続しながら、地域と共に栄えたい」という思いが込められている「いづるや」さんのおそばは、うまさと同時にあたたかさがありました。皆様もぜひ足をお運びになってみてはいかがでしょうか。
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